植本一子の短縮営業中・新刊ができました（2022/5/26）

「歳をとることで、おそらく母は小さくなっていく。それに反比例して、私はきっとまだまだ強くなる。なんとなく、そこが逆転する瞬間にしか、対等に話は出来ないのではないか、そんな風に感じています。」（植本）

「来てみるまではこんな場所に来るとは思いもしなかった場所でお昼ご飯を食べ、ビールを飲みながら、ああひとりだ、と思う。娘のことを忘れるわけではないけれど、遠い、と思う。」（滝口）

「滝口さんに宛てて書くということで、 こんなにも筆が滑ってしまう事になるとは......。」（植本）

「さびしさについて一子さんが書いていたことを、ここ数日持ち歩くように考えていました。」（滝口）

『往復書簡　ひとりになること　花をおくるよ』

著者　植本一子　滝口悠生　　　

寄稿　武田砂鉄

立体　O JUN　　装丁　飯村大樹　　校正　藤本徹　　印刷　innuniq
2022年5月29日　初版　第一刷発行　　　税込1760円

ーーー手紙を送る相手がいるから書けることなんだろうな、ここでしか読めない大切なことが書かれているなと、感じました。（twililight店主 熊谷さん）

29日（日）の文学フリマ東京にて初売りです。12時から17時まで！なんと、文フリ特別価格の1500円でお売りします。この日は私と滝口さんで手売りするので、ダブルのサインが出来るはず。釣り銭一杯用意して待ってます！我々のブースはヌー２４「滝口悠生と植本一子」です。

今回も植本による自費出版になります。文フリ終了後、石田商店で通販しますし、書店さんにも卸します。今決定している取り扱い書店さんは以下になります。

BOOKNERD（盛岡）／日記屋月日（下北沢）／blackbird books（大阪）／ホホホ座（京都）／青山ブックセンター（表参道）／本屋lighthouse（千葉）／今野書店（西荻窪）／メリーゴーランド京都（京都）／SPBS（渋谷）／READAN DEAT（広島）／ON READING（名古屋）／誠光社（京都）／title（荻窪）／古書ソオダ水（早稲田）／生活綴方（横浜）／B&B（下北沢）／FOLK old books store（大阪）／古書防波堤（吉祥寺）／AND BOOKS（八戸）／books青いカバ（駒込）／SUNNY BOY BOOKS（学芸大学）／BREWBOOKS（西荻窪）／twililights（三軒茶屋）／栞日（長野）／本と羊（福岡）／サンブックス浜田山（浜田山）／かもめブックス（神楽坂）・・・

販売開始日時はお店によって変わりますのでご注意ください。ぜひお好きなお店でお買い上げいただければと思います。

また、最近日記のzine作りにハマっています。自宅のプリンターで印刷し、ホッチキスで留める手製本＝zineです。昔よく作ってた〜！ダイナミックな自費出版も好きですが、こういうちまちました動きも好きで、性に合ってたりもします。一冊500円くらいで通販にて販売中です。きまぐれに続ける予定です。（文フリにも持っていきます）

千葉市美で開催中の「あの日のことおぼえてる？」ですが、こちらで会場スタッフさんと私のやりとりが公開されています。なかなか在廊できないので、日々の会場の様子をレポートしてもらおうという試みです。28日に在廊予定だったのですが、文フリ前日でバタバタするためキャンセルしました、ごめんなさい！6月の在廊予定日も近々サイトにアップされる予定です。私がいてもいなくても、ぜひ千葉市美へお越しくださいませ。